Observing Looping Doodling 第二巻
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「Observing Looping Doodling」(21_21 DESIGN SIGHT 企画展「ゴミうんち展」の出展作品)の報告書、第二巻。
作者の吉田勝信と人類学者らは「悪戯書きのような循環経路」から何を発見したのだろうか。
第二巻には発見と考察、印刷ヤレ紙からキノコ培養を行う過程を収録。実物資料としてヒラタケの菌、養分となる米糠、培地となったヤレ紙が綴じ込まれている。
展示に使用したテキストや写真、実物資料が束ねられており、報告書をバラバラにして並べると展示になり、展示を束ねると報告書になる。
《限定生産・55冊》
手製本によるアートブックです。
表紙の写真や中の梱包物は一点一点異なります。
仕上がりの表情が少しずつ異なりますことあらかじめご了承ください。
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第二巻 資料目録
●実物資料
①菌糸(巻頭)
ヒラタケの菌糸が培養されてるオガクズ。ヤレ紙と米糠を煮て、この菌糸を混ぜ瓶内でキノコを培養した。このオガクズはキノコの種のようなものである。
②米糠(巻中)
工場近くのコイン精米所で採集した米糠。米糠は米を玄米から白米にするために削った部分だ。米糠に含まれる成分がキノコ培養の栄養になると聞いた。
③ヤレ紙(巻末)
自作したインクで印刷を行なった。その際に発生したゴミ。森の枯れ木も細切れの工業紙も同じセルロースなのでヒラタケは両方とも食べてくれる。ヒラタケにとって木と紙は何か違うのだろうか。
●写真資料
フィールドワーク(ヤレ紙からキノコ培養)の過程をデザイナーと人類学者の四名が撮影した資料。各々の自宅やアトリエで気温や湿度を管理しキノコの培養を行なった。培養以外にヒラタケの輸送、展覧会の準備風景、アカヤマドリタケの顔料化実験なども収録。写真の分類は、例外はあるが上段は工場での制作風景であり、下段は各地で行われた作業の記録である。
●文字資料
①フィールドノート――2nd loop:ヤレ紙からキノコ培養まで
(韓 智仁、佐竹真悠子、津田啓仁)
②やってみて分かったこと――コメンタリー
(吉田勝信、韓 智仁、佐竹真悠子、津田啓仁)
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留意
・表紙に差し込まれている写真が全て異なります。そのため見本と異なるものが届きます。
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報告書:Observing Looping Doodling 第一巻および第二巻
アートディレクション・エディトリアルデザイン_ 吉田勝信
執筆_ 韓 智仁, 津田啓仁, 佐竹真悠子, 吉田勝信,
写真_ 韓 智仁, 津田啓仁, 佐竹真悠子, 吉田勝信,
印刷・製本_ 吉勝制作所
発行日_ 2024年10月24日
発行/お問合せ_ 吉勝制作所/http://ysdktnb.com/
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